紅葉と廃道

朝里峠、朝里峠トンネルを抜けたところに冬季除雪車回転所があります。（夏季は進入禁止）
その回転所は実は昔の道路なのでした。
地図参照。トンネルを西に抜けたところにグネグネした道があります。写真はその入り口。柵が出来てますが、紅葉といい感じ♪

しかしこの旧道はトンネル手前から続いているようです。
そういえばトンネル手前にも柵のされた道っぽいものがあって、簡易Ｐになってました。

回転所の片隅に、ひっそりと碑が立ってました。
「車道開く　原始茂りの　雲の上」
青木郭公（あおきかっこう・1864年８月〜1943年８月19日）という方の俳句(？)が書かれていました。

この碑はグネグネの旧道の道の途中にあったものを、道路廃止のためここに移したそうです。元々は小樽定山渓自動車道株式会社が道路開通に尽力した中里久造氏を顕彰して建立されたものであり、彼の頭髪が収められてるそうです。

この何も無かった山を切り開き、道を作りバスを通し…大変な苦労だったと思います。
「原始茂りの　雲の上」まさに情景が伺えます。