2012年06月22日
箱館奉行所
6月初旬、所用で函館に赴いたついでに五稜郭公園内にある箱館奉行所に行って来ました。
自分的にはこっちが本命の用事ですw
まず外観。
天気が良くてサイコー!
なんか修学旅行生がいっぱいいました。
あれ?そういう時期?
中に入ります。
個人・大人は500円。
靴は入り口で脱いで、ビニール袋が設置してあるので、それに入れて持ち歩きます。
自分的にはこっちが本命の用事ですw
まず外観。
天気が良くてサイコー!
なんか修学旅行生がいっぱいいました。
あれ?そういう時期?
中に入ります。
個人・大人は500円。
靴は入り口で脱いで、ビニール袋が設置してあるので、それに入れて持ち歩きます。
廊下なが~い!
復元したとはいえ、消防法の問題で消火設備があるのは仕方ないですw
トイレ。というか厠。
形を復元しただけなので使用禁止w
手前が小用で奥が大用です。
メインで使う人が男性なので、こういう仕様なんでしょうね。
行灯…風の照明。ちょっとかっこいいw
右側は部屋が並んでおり、左側は中庭(だったかな?)のふすまになります。
当時はふすましか無かったから寒かったろうな…
渡り廊下からみた中庭。
思ったより小さい…
格子の隙間から撮影。
正面に見える塔は太鼓櫓(たいこやぐら)と言い16.65mあるそうです。
中庭の役目は風通し、日光の取り入れ、雨水を集中させて流す等、ちゃんと意味のあるものでした。単なる観賞用じゃなかったんだ。
展示コーナーに来ました。
展示物ははしょって、天井には大きなハリまで再現したそうで…
クリアガラスで屋根裏の構造が見えます。
全体図。
水色の部分だけ写真が出てきたので復元できたという…(瓦の枚数が判明したので屋根のカーブ具合などが算出できた)。黄色い部分は間取りくらいしか判明していません。全体の外観の写真とかが出て来たら完全復元できるんでしょうけど。
ちなみにコレが発掘されたときの基礎。これに大雑把ですが、図面を重ねてみました→コレ(別窓が開きます)。
んで、とりあえず敷地と間取りだけ再現してみました。らしいです。白線でw
建物を復元するとき、基礎部分を保護するために上にコンクリの別土台作ったらしいですが、ここにも基礎あったのかな?
写真中央部分にいわゆる「御白州」があり、大岡越前のようにそこでお裁きを申し渡していたようです。
同じく展示コーナーにて。
発掘された銃と弾丸。本物です。うへえ!
他にも屋根瓦とか茶碗とかも発掘されてました。
このへんは割愛。
中をうろうろしてたら二階に登る階段発見!
残念ながら立入禁止でしたがorz
ちなみに二階に登るとこんなの・という写真がありました。
なんかオサレw
太鼓櫓の階段を発見。
つうか踊り場なしのはしごのような階段!昔はこれが常識だったんだよねぇ…
太鼓は…復元したやつ?
階段の手前で立入禁止になってたので、携帯を向けて適当にうつしてみました。
よけいにわけわからん?!とにかく急でした!
展示コーナーに戻ります。(ウロウロしすぎ)
当時の建築方法そのままで建てました。釘とか使わずにこうやって木を組み合わせて…という模型がありました。ビバ職人技!
小一時間ほど滞在して外に出ました。
これは出口。
こっちが入り口でです。
当たり前ですが、表のほうが立派ですw
屋根とか、細かな部分がかっこいいんですよね。
基本は和風なんだけど、白い方はちょっと洋風テイストだったり?
この屋根の組み方は素敵です。
さっきの白線のところに来ました。
白線を望む縁側…を外から見てみました。
建物裏手。
こちらは台所や寝所など、いわゆるスタッフルームですね。
裁判所も忙しいだろうから泊まり込みとかもあったかもしれません。
外にも図面がありました。
左下の赤い部分が現在位置です。
で…そこから見渡す風景。
江戸時代末期、ここにこのような建物があったとは…ロマンを感じます。
北海道は歴史が浅いから、こういうものは貴重だよなぁ。
で、まぁせっかくなので五稜郭タワー。
トイレを借りました。
実は藤棚もキレイだったんですけど、なんかうまく写真に撮れませんでした。
箱館奉行所はオープン当時から行きたくて行きたくて仕方ない場所だったので、今回はほんとうに感動しました。
先程も書いたように、北海道は歴史が薄いです。
内地に比べ、やはりそこは開拓地なので、歴史があっても明治初期、もしくはそのまんまアイヌ。いやアイヌ文化もいいんだけど、江戸時代の何かが発掘されて展示されてる博物館とか見ると、ちょっとうらやましく思ってみたり。こっちの博物館だと明治以降かはるか昔にさかのぼって石器時代まで行っちゃうので中間はないのかー!とか思いますwないんですねorzいやまぁ箱館奉行所も別にバリバリ江戸時代じゃないけど、思いっきりその風情が残っているので気になっていたのです。時代村みたいなわざわざ作ったアトラクション的なものじゃなく、本当にそこに昔あった・というのが良いですね♪
って、ザーッと思ったこと書いたけど、実は「昔の建物?あるよ普通に」とかツッコミ入ったらどうしようと内心ビクビクw
でも江戸時代を間近に感じる建物ってこっちにあまりないから、どうも日本史の勉強してても自分たちの先祖って気がしないんですよね。いっそアイヌ文化の方が身近というか?w箱館奉行所のおかげで、日本文化に対しての親密度が少し上がればいいかなーなんて思いますが、函館はホイホイ簡単にいける場所ではないし、やはり歴史は札幌より古いので、そのへんまだやっぱり別の文化な感じもしちゃいますw
長々と駄文を失礼しましたm(_ _)m
Posted by ワインほのか at 23:56│Comments(4)
│北海道(施設)
この記事へのコメント
函館奉行所よさそうだね!
いつかいってみたいな。
いつかいってみたいな。
Posted by バース at 2012年06月23日 06:31
>バースくん
よかったよ~♪
歴史的な建物好きなら行ってみるといいかもw
気分は遠山の金さん?
よかったよ~♪
歴史的な建物好きなら行ってみるといいかもw
気分は遠山の金さん?
Posted by ワインほのか at 2012年06月23日 21:34
こんなに詳しく見せてもらっちゃったら~
もう、行かなくてもいいや(笑)
でもって 所用って・・・おデート?(爆)
もう、行かなくてもいいや(笑)
でもって 所用って・・・おデート?(爆)
Posted by なきうさぎ@川崎市 at 2012年06月24日 11:48
>なきうさぎさん
いえいえ、写真ではぜんぜん表現しきれません!
これは実物を見てもらわないと…
ちなみに所用とはいとこの結婚式でした。
いえいえ、写真ではぜんぜん表現しきれません!
これは実物を見てもらわないと…
ちなみに所用とはいとこの結婚式でした。
Posted by ワインほのか at 2012年06月24日 21:39